【初心者向け】中古車の探し方・選び方←元自動車営業がおすすめ!

車が必要になったけど新車は高いから、中古車を探そうかな。始めてだから、探し方選び方が分からないや。子供が大学進学、就職する時期だな。運転に慣れるまでは中古車の方がいいと思うが、どんなポイントに気を付けて選べばいいんだろう。

こういった疑問に答えます。新卒で某ディーラーの自動車営業になり、6年4ヵ月働いていた僕が初心者向けに丁寧に分かりやすく解説します。

 

【初心者向け】おすすめの中古車の探し方

車は大きな買い物ですから、失敗したくないですよね。実際に探してみると、情報が多すぎてよく分からなくなってきます。僕は車のエンブレムでメーカーが分かるということすら知らず、車の知識0で入社したので初心者の方がつまずくポイントがよく分かります。入社前の僕でも分かるように説明しますので、ご安心ください。

さて、それでは早速いってみましょう。あなたが中古車探す場合は大きく分けて2つの探し方があります。

①お店から購入する、②インターネットを使い個人から購入する。

他にも知人・友人から譲ってもらうというパターンもありますが、少ないケースなので今回は割愛します。

お店から購入する

中古車を購入する場合は、ほとんどの方はこちらのパターンです。インターネットでお店&車を調べて購入するケースもこちらに含めます。

正規ディーラー(トヨタ、ホンダ、日産など)・中古車専門店(ガリバー、ビッグモーターなど)・地元の車屋さん、これらが主流になってきます。簡単に違いを説明します。

正規ディーラー 中古車専門店 地元の車屋さん
品質 ★★★ ★★
種類 ★★ ★★★
価格 ★★ ★★★
保証 ★★★

3段階評価でざっと表すとこんな感じです。お店によって大きく変わりますので、簡易的な目安としてご覧下さい。

品質】

正規ディーラーの中古車販売店は質が高い車が多いです。定期的に営業車、試乗車、レンタカーで使われていた新しい車が販売されるのも魅力的です。ひどい状態の車は展示しません。

中古車専門店は、幅広く扱いますのでピンキリです。新品未使用車・登録済み未使用車などは、一番安いベースグレードのケースが多いので要チェックです。

・地元の車屋さんもピンキリです。正規ディーラーや中古車専門店に比べると傷や汚れに関しては甘めです。中には掘り出し物もあったりするので、細かい傷が気にならなければ問題ないです。

 

【種類】

・正規ディーラーは、同じメーカーの車種の取り扱いがほとんどです。ホンダに行き、トヨタの車を探して貰うのは難しいです。

・中古車専門店は、全国にネットワークがあるのでメーカー問わず車を探してくれます。ある程度希望が決まっている車を探して貰うなら、一番見つかりやすいです。

・地元の車屋さんは、展示スペースが限られているので多くの現車を展示することができません。そのため、どうしても種類は少ないです。

 

【価格】

・正規ディーラーは保証、点検整備等の観点から安くはありません。中古車だからこそ、何もトラブルが無いように安心して乗りたい方におすすめです。

・中古車専門店は、扱える種類が多いので安く購入することも可能です。それでも地元の車屋さんよりは高いケースが多いです。

・地元の車屋さんは、価格に関しては安い場合が多いです。車を仕入れるまでにかかるコストが他より抑えられるのでお手頃価格の物が見つかるかもしれません。訳あり商品も取り扱うケースがあるので、とにかく安く抑えたい場合は第一候補です。

 

【保証】

正規ディーラーの大きな魅力は保証期間が長い、トラブルがあった時にしっかり対応してくれることです。古くなればなるほど、修理が必要になってくる可能性は高くなります。トヨタやホンダは走行距離無制限で1年保証がついてきます(例外あり)。

中古車専門店の保証期間は3か月が多いです。もっと長い保証は有料でつけてくださいといったスタンスです。

・地元の車屋さんは、お店にもよると思いますが基本的に短いです。僕が話を聞いたところは1か月だけでした。低年式の古い車は保証期間が長い方がいいです。エアコンが効かなくなったり、スライドドアが動かなくなったりする等様々なケースが想定されます。

 

インターネットで個人から購入する

初心者にはおすすめしません。ヤフーオークションやガリバーフリマがこちらに該当します。

公式HP:ガリバーフリマ

車の知識があり、自分で判断できる方であれば便利なシステムです。整備や書類関係の知識がある方が利用するのはありです。とりあえず、「動けば何でもいいし傷とか汚れも気にしないから安く買いたい」という場合は視野に入れてもいいかもしれません。繰り返しになりますが、初心者にはおすすめしません。

 

カーセンサーで中古車を探す

公式HP:カーセンサー

お店から購入した方がいいのは分かったけど、どうやって希望の車を探せばいいのかな。続いてその疑問にお答えします。

まずは、カーセンサーを利用して探すのがおすすめです。メーカー問わず、様々な中古車情報を調べることができます。この記事を書いている時は467,587台の中古車が掲載されていました。

「メーカー車名」「地域」「価格」から検索できます。乗りたい車が決まっている場合は「メーカー車名」を選択。具体的に決まっていない場合は「地域」から検索して、お住いの地域の中古車情報を先に見るのがおすすめです。

他県にある車を購入した場合は追加で輸送費がかかってしまいます。現地まで取りに行けば問題ないですが、時間と手間がかかりますよね。東京→京都だと約70,000円くらいが目安になります。北海道→沖縄の場合は約200,000円かかります。お住いの地域か隣接している県で選んだ方が費用を抑えることが可能です。

公式HP:カーセンサー

「メーカー車名」を選んだ場合は、「メーカー→車名→地域→価格」と順番に入力していきます。車種が決まっている場合は、条件に合う件数がある程度絞られているので選びやすいです。

「地域」を選んだ場合は、「地域→価格」と順番に入力します。地域だけでも検索できますが、右下で価格選択も一緒にできますので予算として考えている金額を入力しましょう。

公式HP:カーセンサー

適当に、「東京・80~100万円」で検索したところ2,515件ヒットしました。さすがに全部見るわけにはいきませんので、条件をさらに絞って選んでみましょう。

 

中古車を選ぶ時のポイント ネットで検索するとき

中古車の選び方のポイントは沢山あります。始めに優先順位を決めておくと、後々判断しやすくなります。車種、価格、走行距離、年式、状態、色、外装、内装、等々基準は沢山あります。

あなたの希望を全部満たす中古車に巡り合うことはかなり難しいです。中古車は1台1台状態が違うので、時間に余裕を持って探しましょう。気に入った物があれば予定より早い時期でも検討した方がいいです。

ぼんやりと予算だけ決まっていて、メーカー・車名が決まっていない場合は、まず国産車にするか外車にするか決めましょう。維持費や長く乗ることを考慮すると、国産車の方が無難です。「▼もっと詳細な条件を追加する」を開くと選べます。

次に軽自動車か普通車にするか決めたいのですが、迷っている場合は飛ばしてもいいです。その後「価格・年式・走行距離・修復歴無し」を入力して探すのがおすすめです。

注目すべきポイント【価格・年式・走行距離・修復歴無し】

【価格】本体価格+諸費用が必要

中古車を購入する際は、車種やお住いの地域にもよりますが約10~15万円諸費用が必要です。そのため、予算が100万円だとすると車両本体価格が80~90万円が上限になります。

想定している予算よりも、少し大きい金額で調べた方が選択肢が増えるケースもあります。検索して該当する件数が少ない場合は試してみましょう。例:予算を5万円超えているが、年式・走行距離共に状態のよい物があった

 

【年式】初度登録から13年経つと税金が上がるので、1つの目安です

・新しい車を安く買って、長く乗りたいな。10年くらい乗ろうかなとお考えの方は「登録したばかり~3年落ち」の車が狙い目です。落ちというのは、経過しているという意味です。(例:現在2019年で2016年式の車、初度登録から3年経過しているので3年落ち)

・初めての車だから、まずは中古車にして5年くらい経ったら乗り換えようかな。そんなあなたは「3年落ち~8年落ち」が目安になります。例:2011年(H23)~2016(H28)

・急遽車が必要になったから、安く乗れればそれでいい。そんな方は10年落ち以上のものを。(※修理費が高くつく可能性あり。割り切って壊れたら捨てるくらいの気持ちの方がいい。)

登録してから10年超えor走行距離が10万km以上は再販売が難しいので安いです。車を手放すときの目安にもなります。

 

【走行距離】基本的には少ない方がよい

車は平均して1年で1万km乗るとされています。そのため乗る年数を目安にして選びましょう。通勤で使わない。休日しかに乗らない場合は、走行距離はあまり伸びないので重視しなくても大丈夫です。下記の表が目安です。

乗りたい年数 走行距離
10年くらい乗るつもり 3万km以下
5年くらいしたら乗り換えようかな 8万km以下
1~2年もてばいい、とにかく安く 10万km以上

 

【修復歴無し】車の骨格部分までダメージがいく修理が無い

勘違いしやすいところですがバンパーや、ドアだけを交換した車は修復歴無しという扱いです。内側の骨格部分まで修理が必要になった車が修復歴有りです。大きな事故に巻き込まれて直したことになります。もちろん査定額が低くなるので、通常よりも手放すときに価値が下がります。

公式HP:一般財団法人日本自動車査定協会

骨格部分の図です。このいずれかの箇所を修理した場合は修復歴有りになります。とにかく安く買って、乗り潰すという方は選択肢に入るかもしれません。

これだけ条件をしぼれば、ある程度希望に近い車がいくつか見つかるはずです。それでも何百台も表示されている場合は、市町村や色も絞って実際に実車を見に行ける距離に絞りましょう。どんどん条件を細かくして、100台前後まで絞り込めたらサッと流し見してください。それが、候補となる車たちです。気になった物があれば詳しく調べてみましょう。

 

中古車を選ぶ際のポイント 実車で確認するとき

気になる車が見つかったら、次は現車を確認してみたいですよね。カーセンサーでは色んな販売店の車を掲載しているので、車両情報の下に会社情報が載っています。ここで正規ディーラーなのか、中古車専門店なのか、地元の車屋さんなのか分かります。〇〇自動車という会社名は地元の車屋さんのケースが多いです。

まずは、店頭に行く前にお店に電話orメールで問い合わせをしてみましょう。リアルタイムで更新しているわけではないので、気になる車がもう売れてしまった可能性があります。

 

現車で確認すべきポイント【外装・内装・タイヤ・臭い・ガラス】など

【外装の傷、汚れ】

ネットの写真だけでは、傷の状態は全然分かりません。晴れた日に、立ったままでは見えにくいところもしっかり確認しましょう。フロント&リアバンパーの下の傷は見えにくいです。目立ちにくい箇所ではありますので、あなたが許せる範囲であるか確認しましょう。

引用:チューリッヒ公式HP

【内装の傷、汚れ】

内装は前の席、後ろの席に座ってシートや天井に傷や汚れがないか確認しましょう。たばこの焦げ穴や、飲み物をこぼしたシミがついているかもしれません。荷室も後ろから開いてチェックしましょう。こちらも外装同様、許容範囲であるかの確認です。

【タイヤの状態】

ここ大事です。タイヤの残りの溝と、製造年月日を確認しましょう。古いタイヤの場合は、すぐにタイヤを交換する事態になってしまうかもしれません。タイヤの溝が1.6㎜以下の場合は、すぐに交換が必要です。年数に関しては4~5年以上経過しているタイヤは交換を検討しましょう。ゴムが固くなっているので、ひび割れ・パンクの危険が高まります。簡単にチェックできるので、下記の画像を参考にしてください。

引用:トラック王国ジャーナル

タイヤにはスリップサインという、「ここまで減ったら交換してください」という他の箇所より盛り上がった部分があります。この部分が他と平行になっていたら交換時期です。

引用:ブリヂストンタイヤ

続いて、製造年月日の見方です。これはタイヤの側面に記載してあります。右側の4桁の数字で製造年月日が分かります。最初の2桁は週(24=24週目、つまり6月)、最後の2桁は年(2012の下2桁を取って12)を表しています。例えば「0416」だったら、2016年の4週目(1月)に製造されたと分かります。

【車内のにおい】

これも重要です。たばこの臭い・ペット臭がひどくて耐えられないケースがあります。芳香剤・消臭剤で誤魔化すのも限界があるので、「あ、この臭い無理かも。」と感じた車の購入はおすすめしません。可能であれば、エアコンもつけて確認してください。エアコンの風が臭う場合もあります。泥臭い、かび臭い車も避けた方がいいです。可能性は低いですが、雨漏れがあったり、水に沈んだ冠水車の可能性があります。

【フロントガラスの状態】

中古車なので、飛び石によりフロントガラスに傷・欠け・修理後があるかもしれません。外と中から確認して、気にならないかチェックしましょう。

【欲しい装備の確認】

ナビが欲しい。バックカメラが欲しい。など、希望の装備がちゃんとついている&正常に作動するか確認しましょう。記載ミスがある可能性は0ではありません。

【バッテリーの状態の確認】

ほとんどの車種は、ボンネットをあけるとバッテリーの状態が確認できます。バッテリーの寿命は4~5年なので使い始めてから4年以上経過している場合は交換してもらえるのか確認しましょう。分からなければ、店員さんに「このバッテリーは何年間使われていますか?」と、聞いてみましょう。

 

他にも、「購入時にどんな整備をするのか」「保証期間はどのくらいで、どこまで対応してくれるのか」「スタッドレスタイヤはついているのか」「サビの状態」なども確認しておきたいですね。

これだけ確認しておけば、初心者の方が中古車選びで失敗する可能性はかなり低いと思います。

ピンと来る車を見つけられなかった場合は、車が必要な月の3か月くらい前に一度販売店に行って下見をすることをおすすめします。事前に担当者に〇〇という条件で車を探していると伝えたらネットに載せる前に紹介してくれるケースがあるので。

 

まとめ

  • 初心者はお店で購入するのがおすすめ、インターネットの個人売買は避ける
  • カーセンサーを利用して気になる車を探す
  • ネットで探すときは、「地域・価格・年式・走行距離・修復歴無し」を入力して絞る
  • 実車を確認する時は、外装・内装・タイヤ・臭いなどをチェックする
  • 中古車は一期一会なので、早めに探した方がよい
  • お店に下見に行き、要望を伝えればネットに掲載される前に交渉できる可能性がある

いかがでしたでしょうか。他にも自動車保険や、駐車場の使用料を踏まえた上で無理のない支払い計画を立てて、楽しいカーライフを送ってください。最後までご覧頂きありがとうございました!

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