【ラベリング効果】日常生活・人間関係で使える&役立つ心理学

ラベリング効果

ラベリング効果はご存知ですか。あなたも無意識の内に使っている、もしくは使われているかもしれない心理学のテクニックです。ラベリング効果を知ることで、あなたの日常が少しずつ豊かなものに変わっていくかもしれませんよ。このサイトでは日常生活・人間関係で使える心理学のテクニックを紹介しています。

 

【ラベリング効果】あなたって、こういう人だよね

指さされる

ラベリング効果とは、他者からの決めつけによってその通りの行動を取るようになるというものです。例えば「あなたって真面目だよね」と言われることにより、真面目に見える行動を取るようになるということです。ラベリング効果は、ラベリング理論から派生した言葉だと考えられます。

血液型による性格分析をしたことはありますか。実は血液型により性格診断には科学的な根拠はありません。

  • A型は几帳面で真面目
  • B型は短気でマイペース
  • O型は大らかで、誰とでも仲良くできる
  • AB型は天才肌、急に態度がかわる

聞いたことありますよね。あなたは〇〇型だからこうなんだと「ラベル」を張られたので、そのような行動を取らなければならないと無意識の内に思い込むようになります。そして、「〇〇はA型だから几帳面」と周りに見られ続けることにより几帳面な性格が作られていくのです。

余談ですがB型の人は、血液型性格診断を信じていない人が多いかもしれません。なぜなら、「B型の性格診断にはあまりいいことが書かれていない場合が多いから」。短気でマイペースとか性格悪いとか……もはや悪口。そして血液型性格診断を否定すると、他の血液型から変わりもの扱いされるというコンボ。回避不能。悲しい。

 

ラベリング効果を日常生活・人間関係で生かすには

催眠

さて、ラベリング効果を日常生活や人間関係で生かすにはどうすればよいでしょうか。ラベリング効果の使用には注意点があります。それは、相手が望んでない状態へのラベリングは効果が薄い点です。人は自分で選んで、自分で決めたいという欲求を持っていますので強く決めつけてしまうと反発されます。

 

変わって欲しい相手に使う

ラベリング効果を他人に使うとしたら、一種の暗示みたいなものです。例えば、怒りっぽい人Aさんがいるとします。あなたはもう少しAさんに優しくなってほしいと思っています。その場合は、雑談の中でこのように切り出してみましょう。

あなた「Aさんって、周りの人のことを考えてる優しいところありますよね。」

あなたがこう変わって欲しいと思っている内容で、Aさんにラベルを貼りましょう。軽く、サラッと言うのがポイントです。もしかしたら、Aさんは否定してくるかもしれません。

 

Aさん「いやいや、そんなことないよ。自分勝手だし、すぐイラっとしてしまうし。」

あなた「でも、毎回そうではないでしょ。イラっとした後も、怒ってしまったこと反省してる時がありますよね。周りには伝わりにくいかもしれないけど、そういう一面もありますよ。」

 

「毎回自分勝手ではない」「怒った後に自己嫌悪する」、ほとんどの人間に当てはまることですがバーナム効果によりAさんは、自分に当てはまっていると感じてくれます。そして、他の人が見てくれていないところを知っているあなたに対して好意を持ってくれるでしょう。

Aさんは「周りの人のことを考えている優しい人」になろうと無意識の内に行動してくれるようになります。周囲に配慮出来て、優しいと思われることに拒否感を抱く人は少ないのですんなり受け入れてくれるでしょう。結果的に、Aさんがカッとなって怒ることは少なくなり、周囲のサポートもしてくれる頼れる人へと変わっていくでしょう。

 

自分に使う場合

パソコン入力

自分に使う場合は、自己暗示に近いです。概念的に「自分はできる」と信じるのはプラシーボ効果です。ラベリング効果では具体的になりたい自分像をはっきりさせましょう。例えばあなたは悩みを抱えているとします。どのような自分になればその問題を解決できるでしょうか。

例えば、言いたいことが言えずに我慢していて人間関係でストレスを感じているならば……。

「私は自分の意見をしっかり伝えられる人だ。自分の意見を述べたうえで、相手と円滑な人間関係を築くことができる人だ。」

このように変わることができれば、問題は解決できそうですよね。頭の中でなりたい自分を描いたら、想像で終わらせるのでなく紙に書き出してみましょう。そして寝る前と、起きてすぐに読み返しましょう。何度も見返すことで、あなたの脳にラベルを刷り込んでいきましょう。

今までの自分だったら、ためらってしまう場面が来たときに「紙に書き出した変わった後の自分」を思い出して、一歩踏み出す勇気を出しましょう。元からキッカケさえあれば、あなたは変わることができるだけの要素を持っています。今までは、たまたま上手くいってなかっただけです。

始めは「あなたは〇〇な人だ」とラベリングしている周囲の人間は戸惑うかもしれませんが、その解釈は間違っていて、今の自分が正しいのだとラベルを上書きしてもらいましょう。続けていれば、あなたへのラベルは自分が望んでいる方向に変わっていくはずです。(相手に悪意がある場合は例外)

 

まとめ

  • ラベリング効果とは、決めつけることによって貼られたラベルに沿った行動を取るようになること
  • 身近な例で言えば、血液型性格診断。科学的根拠はないのにラベリングされることにより性格が診断結果に寄って行く
  • 相手に使う場合は、変わって欲しい内容をラベリングして伝える
  • 自分に使う場合は、紙に書き出して何度も見返す
  • 相手にしろ自分にしろ、拒否感を抱かれれば効果は薄い

いかがでしたでしょうか。血液型性格診断のくだりは身に覚えがあったのではないですか。ラベリング効果をうまく活用すれば、自分も変われるし、相手も少しずつ変化していくかもしれません。基本的に相手を変えるのは難しいので、自分が変われば相手も変わるの精神の方が効果が出やすいです。

このサイトではこのように、日常生活や人間関係で役立つ心理学を紹介しています。よろしければ他の記事も合わせてご覧ください。あなたの日常が、少しずつ充実したものに変わっていきますよ。最後までご覧いただきありがとうございました。

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